万病に効く薬草として重宝されてきました。

2006/10/24

体にいい薬草【育て方編-ドクダミ】

ドクダミ

ドクダミはドクダミ科ドクダミ属に分類される多年草です。生薬(しょうやく)名は十薬(じゅうやく)と言い、全国各地の多少湿り気のある日陰に自生しています。
6〜7月頃、4枚の白いホロが開き、花弁のない黄色い小花が多数集ます。
朔果(“さくか”熟すると果皮が烈開する果実)を結び、淡褐色の種子が多数できます。
生のドクダミ葉は臭いがあり、強い抗菌や抗かび効果がありますが、乾燥や高熱処理により無臭になります。

ドクダミにはたくさんの効能があり、腰痛、高血圧に効くだけではなく、ニキビ、蓄膿症、靴ずれ、おむつかぶれ、カミソリ負け、水虫などにも有効的です。

栽培方法

育てる場所 半日陰
水やりの方法 土が乾き始めたらたっぷりと与える
準備するもの 地下茎、培養土(ばいようど)、化成肥料、鉢またはプランター

STEP1 -植付け-

植付け

初夏または秋に、枝分かれする地下茎を抜き取り、日陰で湿度の高い場所を選び、プランターに培養土を入れ、均等に並べて植付けます。

STEP2 -肥料を与える-

肥料

発芽後は化成肥料を少量与えます。
一度根が生えると絶えることのない丈夫な植物です。
水は培養土の表面が乾き始めたらたっぷり与えます(プランターの下から水が染み出てくる程度が目安)。

栽培カレンダー
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
生育と作業 生育と作業
採取時期 採取時期

採取と調整

調整方法 採取方法

高血圧、動脈硬化の予防には、必ず開花期のものを選んで採ります。
その他は茎葉を切り取り、水洗いして風通しの良い日陰に吊るし、乾かしてから密閉容器で貯蔵します。
生葉はその都度採取して、外用薬として使用することができます。

薬効と用法

■整腸、利尿、緩下、解毒、消炎、動脈硬化の予防
全草10〜15gを水500ccで半量に煎じ、1日3回に分けて食前または食間に服用します。

使い方

■傷、はれもの
生葉を火に焙り、患部に貼り付けます。

■湿疹、ニキビ
患部に生葉の生汁を塗布します。

■蓄膿症、慢性鼻炎、膣炎
患部に生葉の生汁を注入します。

■あせも
煎じた液を浴槽に流し込むか、木綿袋に入れよく揉み出した後、浴湯に浮かべます。