マヨネーズ和えにしても、おいしく食べることができます。

2006/10/20

体にいい薬草【育て方編-アケビ】

アケビ

アケビ科アケビ属に分類され、北海道を除く日本全国の山野に見られるツル性の落葉低木です。
生薬(しょうやく)名は木通(もくつう)と言い、薬用として使うのは太いツルになった茎の部分です。編み細工などに使用されるツルは、消炎利尿、腎臓炎、膀胱炎などによるむくみに効果的です。
果実は秋に1果柄に3個ほど付け、果肉は甘く、生で食べられます。
葉は楕円形の小葉5枚が手のひら形に付く複葉で、4月頃に新葉が出ると同時に、淡紫色で小さい雄花と濃紫色で大きくきれいな花を咲かせます。

栽培方法

育てる場所 日なた
水やりの方法 土が乾かない程度
準備するもの 種または苗、培養土(ばいようど)、鉢またはプランター、鹿沼土(かぬまつち)、堆肥(たいひ)、油かす
種まき

植え方は「種まき」、「苗の植付け」、「挿し木」など様々です。

■種をまく場合
秋に採取した果実から種を取って保存しておき、3月頃プランターに培養土を入れ、日当たりの良い所に置き、種をまいて5cmほど培養土をかぶせます。

苗の植え方

■苗を植える場合
葉が落ちた頃に野生苗を採集してきて、プランターに培養土を入れ、堆肥を少量加え、植付けます。

■挿し木をする場合
4〜5月頃に、元気の良いツルを15cmほど切り取り、鹿沼土を用意して挿し木します。(日当たりと水はけの良い畑地の方が好条件となります)

生育のポイント

水やり

生育が悪い場合は、油かすなどを置き肥すると元気になります。ただし、6〜7月は果実の品質低下を招くため、堆肥は行なわないようにします。
ツルが伸びてきたら支柱を立てるか、ラティス(格子)などに誘引します。

栽培カレンダー
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
生育と作業 生育と作業
採取時期 採取時期

採取と調製

調整方法

11月頃、ツル茎を採取し、長さ3cmほどに輪切りにして天日で乾燥させます。このツル茎を木通(モクツウ)と言います。

薬効と用法

使い方

■消炎利尿、腎臓炎、膀胱炎などによるむくみ
10〜15gを水500ccで水が半分になるまで煎じ、1日3回に分けて服用します。
生葉と果皮は山菜として天プラや煮物に、乾葉はアケビ茶として飲用できます。