内臓脂肪型肥満は危険がいっぱい。
2008/01/08
メタボリックシンドロームって何?

メタボリックシンドローム(代謝症候群)は、内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態のことを言います。
ただし、WHO(世界保健機関)、日本、アメリカでは診断基準が異なります。日本では、WHOが示した基準をもとに「メタボリックシンドローム診断基準検討委員会」が検討して、2005年4月8日にその診断基準を発表しました。
高血糖・高血圧・高脂血症はそれぞれ危険性のある症状ですが、それが合併することでさらに危険性が高まるため、メタボリックシンドロームの予備軍を含めて注意が必要です。
メタボリックシンドロームの診断基準
ウエストサイズが男性85cm以上、女性は90cm以上で、次の3項目のうち、2項目以上が当てはまるとメタボリックシンドロームとしています。
- 中性脂肪が150mg/100ml以上、または血清HDLコレステロールが40mg/100ml未満
- 最大血圧が130mm以上、または最小血圧が85mm以上
- 空腹時血糖値が110mg/100ml以上
上記のウエストサイズは、腹部CT画像で精密に内臓脂肪を測定した場合に、断面積100cm2に相当します。なおここで言っているウエストサイズは、腰周りではなく「へそ周り」で測定します。
内臓脂肪型肥満とは?
メタボリックシンドロームの人は「内臓脂肪型肥満」になっていると言われています。では一体、どのような状態なのでしょうか。
洋ナシ型肥満とりんご型肥満

肥満には、「洋ナシ型肥満」である皮下脂肪型肥満と「りんご型肥満」である内臓脂肪型肥満があります。内臓脂肪型肥満は「かくれ肥満」とも呼ばれ、上半身に脂肪が多くつき、脂肪が内臓に蓄積する肥満です。
必要以上に蓄積された内臓脂肪から分泌される物質の影響によって、高血糖・高血圧・高脂血症を誘発したり増悪したりして血管に負担がかかり動脈硬化を引き起こす可能性が高まるため、メタボリックシンドロームが危険だと言われているのです。
関連リンク
厚生労働省の生活習慣病についてのページ。生活習慣病の原因や治療法を説明しています。
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