毎日のスキンケアで、かゆみを抑えよう。

2008/04/01

アレルギーを考えよう【アトピー性皮膚炎編】

体をポリポリと掻いている男の子

アトピー性皮膚炎は、患者の約80%は5歳までに症状が現れます。
ただ最近では、成長しても症状が治まらなかったり、成人になってから発病したりするケースが増えているようです。
肌がカサカサしてかゆい、でも、かくと皮膚のバリア能力が低いために爪や外の細菌がうつりやすくて、症状が悪化してしまう。そんな悪循環を断ち切るためにも原因を突き止めて、きちんとした対処法を身に付けましょう。

原因や、症状を悪化させる要因

アトピー性皮膚炎の患者はもともと皮膚が弱かったり、遺伝的に症状を持っていたりします。
その他に、症状を悪化させる要因として「睡眠不足」「栄養バランスの悪い食事」「ストレス」などがあり、ダニ・カビ・犬や猫の垢なども発病の原因や、症状の悪化要因として大きく関わっているようです。

アトピー性皮膚炎の特徴・症状

特徴

アトピー性皮膚炎の症状は乳児期に最も多く現れますが、幼小児期になると現れなくなる人が多く、また新たにアトピー性皮膚炎の症状が現れる人も少ないので、患者の数は減少するようです。ただ、思春期・成年期になると症状は悪化しやすく、1度現れなくなった症状が再発することもあります。
その他にも、アトピー性皮膚炎には症状が左右対称に現れやすいという特徴があります。

症状

アトピー性皮膚炎の代表的な症状といえば「かゆみ」です。そして患部をかいてしまうと皮膚の炎症がさらに悪化します。
これらの症状は口のまわりや関節部分に出やすく、乳児期では頭や顔に、思春期・成人期になると上半身へと症状が現れる位置が変わっていくようです。

アトピー性皮膚炎の対処法

入浴後に保湿クリームを使用している女性

アトピー性皮膚炎の1番の対処法は、毎日の生活の中にあります。
例えば、部屋の掃除や換気をこまめにすることで、アトピー性皮膚炎の原因や悪化の要因となるダニなどをシャットアウトすることができます。
また、毎日欠かさず入浴やスキンケアをすることで、皮膚の防御機能を高めて肌の乾燥を防ぎ、細菌などが感染しにくい清潔な肌を保つことができるので、スキンケアのチェックポイントはきちんと押さえておきましょう。

スキンケアのチェックポイント
入浴する・シャワーを
浴びるとき
  • 皮膚を強くこすり過ぎない。
  • 洗浄力の強い石鹸などは避ける。
  • 身体についた石鹸は十分にすすぐ。
  • お湯の温度の上げすぎ、ほてりを感じさせる入浴剤の使用は避ける。
保湿クリームを
効果的に使うには
  • 保湿クリームをこまめにぬる。
  • 必要に応じて、入浴・シャワーのあとにも使用する。
  • 自分に合った保湿クリームを使う。
その他の注意したいこと
  • 室内を清潔にして、適温・適湿を保つ。
  • 爪を短く切って、なるべく患部をかかない。
  • 新しい下着は、使う前に水洗する。

関連リンク

アトピー性皮膚炎についていっしょに考えましょう。

あとぴナビ

社団法人日本皮膚科学会