1日の食事バランスを知ろう。

2007/03/13

身体にいい食生活、朝・昼・晩

正しい食生活の基本は、1日3回朝・昼・晩と規則正しく食事を摂ることです。食事内容も、栄養面、カロリー面ともに偏りがないように気を付けましょう。
しかし、現代社会において、様々な理由から、それが困難になることも少なくありません。結果、健康を害することにも…。
いつまでも健康的で楽しい食生活を送り続けるためにも、身体にいい食事バランスを知り、日頃から理想的な食事ができるよう心がけましょう。

食生活のベストなバランス

主食、海藻類、イモ類、主菜、野菜サラダ、果物&乳製品

理想的な食事のバランスを保つためには、様々な食品を組み合わせて食べることが大切です。
本来、日本人はご飯などの主食と、野菜・いも類・きのこを使った副菜、そして肉や魚などを使った主菜といった食物を上手に組み合わせて食べてきました。
しかし、欧米型の食事が主流となりつつある現在、日本古来の食事様式は崩れつつあります。
昨今、メタボリック・シンドロームに該当する人々が増加しています。

血糖値や血圧が高めの中高年や、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を患っている子どもたちのことで、食生活の乱れが原因と言われています。
このことは、深刻な健康問題になっており、政府は平成17年6月、厚生労働省と農林水産省による、国民の健全な食生活の実現を目的とした「食事バランスガイド」を発表しました。

「食事バランスガイド」による食品摂取の目安(1日)
主食 ご飯、パン、麺類など、炭水化物の供給源となるものを5〜7品。
主菜 肉、魚、卵、大豆や大豆製品などタンパク質や脂質を含む食材を使った料理から3〜5品。
副菜 ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含む、野菜、イモ、大豆以外の豆類、きのこ、海藻などを使った料理から5〜6品。
牛乳、乳製品 牛乳、ヨーグルト、チーズなど、カルシウムの多い食材を2品。
果物 ビタミンCやカリウムを多く含むフルーツを2品。

1日のメニュー例

栄養素もカロリーも1日に必要な量を1日3回の食事でバランス良く取ることが大切です。
1日に必要なカロリーは成人男性の場合、約1,907〜2,225Kcalです。この場合、1回の食事で摂取する理想のカロリーは636〜742Kcalになります。これを毎日3回、規則正しい時間にほぼ同量ずつ摂るようにしましょう。不足しがちな栄養素は、サプリメントなどの栄養補助食品などで補う方法もあります。
ここでは、厚生労働省と農林水産省による「食事バランスガイド」で推奨されている内容から、1日のメニュー例を紹介します。
主食・副菜・主菜に加え、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品と果物の5グループから、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などを過不足ないように組み合わせていくことが大切です。
以下の朝・昼・晩のメニュー例を参考に、普段の食生活を見直してみましょう。

朝食

目玉焼き
メニュー例
主食 ご飯(小)2杯
主菜 目玉焼き
副菜 ひじきの煮物
果物 ミカン1個

ついつい簡単になってしまったり、抜いてしまいがちな朝食ですが、1日の最初に摂るエネルギー源であり、特に脳の働きを活性化させるためには、欠かせないものです。
お米など穀物の主成分である糖質は、速効性のあるエネルギー源ですし、糖質の分解によってできるブドウ糖は脳の活性化に効果的です。
さらに、卵などに多く含まれるタンパク質には、体温を上昇させ血行を良くする機能があり、寝起きの身体を目覚めさせてくれます。
また、ミネラルや食物繊維を多く含むひじきなどの海藻類は整腸作用を促します。

昼食

サラダ
メニュー例
主食 ご飯(小)2杯
主菜 ハンバーグ1/2
副菜 野菜スープ、野菜サラダ
牛乳・乳製品 チーズ1枚、ミルクコーヒー1杯

昼食は、どうしても外食が多くなりがちですが、ラーメンや丼などの単品料理はできるだけ避け、栄養バランスの整った定食などを選びましょう。
また朝食同様、午後からの活力を支える大切なエネルギー源となります。炭水化物を摂取することで、午後からの運動エネルギーを貯えることができます。
肉類や乳製品など高タンパクな食材を摂るのなら、昼食に取り入れるのが最適です。そのとき、ホウレンソウやニンジンなどの緑黄色野菜、キャベツや白菜などの淡色野菜、これらを組み合わせて食べることもお忘れなく。野菜はスープなど火に通すと食べやすくなり、たくさん食べることができます。野菜に多く含まれるビタミン類は、糖質を効率良く燃焼させエネルギー源を生み出します。

夕食

サンマ
メニュー例
主食 ご飯(小)2杯
主菜 サンマの塩焼き1/2切れ、豆腐の冷奴1/3丁
副菜 筑前煮、ホウレンソウのおひたし
果物 リンゴ(小)1/2個

1日を締めくくる夕食は、朝食や昼食で不足した栄養を補うよう心がけましょう。
しかし、就寝前に食べ過ぎて胃もたれなどを起こさないよう、ボリュームを抑えることも大切です。そのためには、油分を控えた和食中心のメニューが理想的と言われています。

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