いびきのメカニズムとは?

2006/03/01

いびき対策

いびきをかいている男性

日本人でいびきをかく人は、男性では5人に1人、女性では20人に1人の割合でいると言われています。
いびきは「寝ている間に生じる、呼吸騒音」であるばかりでなく、健康の黄色信号でもあり、病気ではないですが、かき続けると健康を害することもあります。 もし慢性的にかくようなら、早めに治したいものです。

いびきの原因

「いびき」の原因は大きく分けて3つあると言われています。

原因1-鼻の異常 原因2-口呼吸 原因3-副交感神経の働き

鼻炎や蓄のうなどの鼻の異常で鼻呼吸が十分にできないと、口呼吸が始まります。すると鼻と口からの空気の摩擦で、いわゆる「のどちんこ」とその周りの粘膜が震えます。同様に高すぎたり低すぎたりする枕や、仰向けの姿勢により、口を開けた状態で寝ることにより口呼吸が始まることもあります。
また、寝るときなどに体を休めさせる役割をする副交感神経が、呼吸量を少なく調節するために、鼻の空気の通り道を狭めさせることもあります。

いびき解消法

枕

「いびき」はちょっとした工夫で大幅な改善が可能です。以下の解消法をぜひ試してみてはいかがでしょうか。

鼻スチーム療法

約43度のスチーム(蒸しタオルなどでも良い)を就寝直前に10分間鼻に吸入し、いびきの原因である鼻の詰まりを抑えます。

強制鼻呼吸

口に専用のテープを縦に貼り、鼻呼吸の習慣をつけます。この方法で約3ヵ月もすると口を開けないで寝る習慣がつき、自然といびきも止まります。ただし、「鼻炎」や「ちくのう」「鼻茸」などの疾患がある人は避けて下さい。

枕の選定

その人に合った、高すぎず低すぎない枕に取り換えます。ちょうど良い高さの枕で、仰向けになって寝た時に口が開くことを防ぎます。
また、基本的には横向きになって寝ることをおすすめします。

いびきは自分では気付きにくいものですが、立派な危険信号なのです。眠りが浅くなりますから、寝不足になりますし、社会問題にもなっている無呼吸症候群のような病気にもつながっていきます。
快適な生活を送るためにも睡眠を見直してみましょう。

関連リンク

いびきと睡眠時無呼吸症候群

いびき外来