様々な合併症を引き起こす危険な病気。

2007/04/13

生活習慣病を予防しよう【糖尿病】

血管

糖尿病は、膵臓で作られるインスリン(※)が不足したり、分泌作用の障害などで血液中のブドウ糖の量(血糖)が、異常に増加する病気です。
糖尿病には、1型(インスリン依存糖尿病)と2型(インスリン非依存糖尿病)の2種類あります。
1型糖尿病は自らの力でインスリンが作れないため、日常でインスリンを補うことを必要とします。
2型糖尿病は、インスリン(※)は作られているのにうまく分泌されなかったり効果が十分出ないことにより、ブドウ糖が正常に利用されない結果、血糖値(※)が高くなります。

※インスリンと血糖値
血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度のことで、体の細胞はこのブドウ糖をエネルギーとします。
しかし、ブドウ糖が使い切れなくて血液中で余ると血糖値が上昇(濃度が濃くなる)します。このときに膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、ブドウ糖をグリコーゲンに変換し肝臓、筋肉などに貯蔵し安定した血糖値が保たれます。

なぜ起こるのか

暴飲暴食

糖尿病にかかる大きな原因は、生活習慣の乱れが挙げられます。
過食や、過剰な飲酒、運動不足によって肥満となります。食事で摂取した余分なエネルギーは脂肪となって脂肪細胞に蓄えられますが、この状態が長く続くとインスリンの働きが低下していきます。
そのため、血液中の糖分が過剰となり糖尿病が引き起こされます。
また、遺伝によって発症する場合もあります。

症状・チェック方法は

糖尿病は病気でありながら自覚症状がほとんどありません。ですから健康診断などで血糖値をチェックする必要があります。診断は血液検査で行なわれ、早朝の空腹時の血糖値が126mg/dL以上の場合や、随時血糖値が200mg/dL以上の場合などに糖尿病と診断されます。 また、病気が進行すると、のどの渇きや多飲、多尿、倦怠感などの症状があらわれます。
普段よりのどが渇いたり、体がだるいと感じたら、血糖値をチェックしましょう。

放っておくと

自覚症状がない糖尿病ですが、そのまま放っておくと視力障害、腎臓障害、神経障害を引き起こす恐れがあります。これらは3大合併症と言われ、日常生活を自由に送れなくなり、意識障害につながることもあります。

予防法は

まず、食事を規則正しく摂ることが予防につながります。夜食や飲酒などであまりカロリーを摂取せず脂肪を蓄えないことがポイントです。そして適度な運動で、内臓脂肪が付かないようにしたり、減らすようにしましょう。
糖尿病と診断された場合は、薬物の治療で血糖値を下げることによって合併症を起こさないようにすることが重要です。 血糖値の基準値であるヘモグロビンA1c(※)を6.5%未満にすることが望ましいとされます。

※ヘモグロビンA1c(エイワンシー)
ヘモグロビンとは、赤血球中の酸素を運搬する色素のことで、血が赤いのはこのヘモグロビンの色によるものです。
ヘモグロビンA1cとは、ブドウ糖と結合したヘモグロビンのことで、これを調べることで過去2ヵ月間の血糖値が分かります。
一般的には7%以下が正常値とされています。

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