知らないうちに、ためてませんか?
2008/04/11
疲れをためない生活

働きすぎやストレス、不規則な生活などで、なかなか疲れがとれない…と言う人も多いのではないでしょうか。
疲れがだんだんたまっていくと、それが慢性化し、場合によっては取り返しのつかない事態に陥ってしまう恐れがあります。
ここでは、疲れのメカニズムと解消法をご紹介します。
疲労のメカニズム
私たちが日常的に感じている疲労は、いったいどのような仕組みで起こっているのでしょうか。
私たちの体には、疲労を感じとることができるような仕組みが備わっています。
まず、体が無理をしていると脳が感じとると、意識の覚醒や注意力を保つのに重要な働きをしている「脳幹網様体(のうかんもうようたい)」へ伝えられます。すると、今度は脳幹網様体から自律神経系の中枢である「視床下部(ししょうかぶ)」や、本能や感情をつかさどる中枢である「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」へ情報を流します。
そしてさらに、運動や五感をつかさどる中枢である「大脳皮質」へと伝わります。ここで分析、判断された情報は、「中枢神経」から「自律神経」、「免疫系」、「内分泌系」に変化をもたらします。この変化が、疲労と感じる様々な症状になります。
「体の疲れ」と「心の疲れ」

私たちが日常的に感じる体のだるさや節々の痛み、心が晴れない様子などをまとめて「疲れ」と言います。疲れは主に、「筋肉の疲労」と「複合的な疲労」に分けられます。
■筋肉の疲労
疲れの原因のひとつに、スポーツや肉体労働などによる「筋肉の疲労」があります。こうした疲労はスッキリとした心地良いものが多く、十分に栄養や睡眠をとることですぐに回復するケースがほとんどです。
■複合的な疲労
OA仕事などによる筋肉のこわばりや職場の人間関係、プレッシャー、家庭でのトラブルなど、心身の様々な要素が絡み合って生まれるものです。例えば、精神的なストレスによって睡眠不足などの生活リズムの乱れが生じて、体が疲労するなどといったケースも多く見られます。
こうした複合的な疲労はすぐに回復せず、慢性疲労につながるケースもあるので、注意が必要です。
疲労が長く続くと…

疲労が進むと、肩こりや全身の倦怠感(けんたいかん)、食欲がなくなるなどの症状が出てきます。疲労の多くは十分な休養と睡眠で回復しますが、疲労が蓄積されると自律神経が乱れ、頭痛がしたり眠れなくなるなど、抵抗力や免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなります。
また、新陳代謝のバランスが崩れることで老廃物が体内に残り、体に様々な悪影響を及ぼす恐れがありますので、日ごろから疲れをためないように心がけましょう。
疲労度のセルフチェック
日々、忙しくしていると、自分の疲れに鈍感になりがちです。
右のチェックリストを使って、定期的に自分の「疲労度」をチェックしておくと良いでしょう。
次の項目のうち、当てはまるものが多ければ多いほど、疲労度が高いと言えます。
また、これらの項目は、体が示す疲れのシグナルです。少しでも思い当たる症状がある場合には、休養をとるなどの対処法が必要です。
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□ 頭がぼーっとして働かない □ 体がだるい □ たえず眠気が強い □ 目が疲れたと感じることが多い □ 横になりたいと感じることが多い □ やる気が出ないことが多い □ 単純ミスが目立つ □ めまいがする □ 肩こりがひどい |
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