普段の食生活への気配りと、適度な運動が予防につながります。
2006/12/05
骨粗しょう症対策

骨粗しょう症とは、骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。その歴史は古く、古代エジプト文明からあったと言われています。
現在日本では、骨粗しょう症患者が約900万人いると推定されており、そのうち女性は男性の約10倍(約800万人)にのぼると言われています。
以前は、患者のほとんどが中年以上の女性でしたが、最近は無理なダイエットが原因で、発症年齢の若年化が進んでいます。
骨粗しょう症の原因
骨は古くなった骨を新しい骨に生まれ変わらせるために、常に一定のサイクルで細胞の「破壊」と「再生」を繰り返しています。これを「骨代謝」と言います。
骨のもとになるカルシウムの摂取が不足したり、身体が老化して骨を作るためのホルモンが不足してくると、骨の細胞を壊すスピードに対して、骨の細胞を再生するスピードが追いつけなくなってしまいます。その結果、骨の密度が減少し骨粗しょう症が発症することになります。
骨粗しょう症を防ぐには、骨の細胞の「再生スピード」を上げることが重要になります。
バランスのとれた食事が大切

骨の細胞の「再生スピード」を上げるためには、カルシウムを多く含む食品群を摂取することが大切です。それと同時に、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやマグネシウムを多く含む食品群も摂取して、バランスの良い食事を心がけましょう。
なお、リンを多く含むスナック菓子やアルコールは、カルシウムの吸収率を下げる要因となりますので、普段から摂取を控えるように注意しましょう。
| カルシウムを 多く含む食品群 |
牛乳や乳製品、大豆製品、小魚、ひじき・わかめ・のりなどの海草類、小松菜やちんげん菜などの緑黄野菜など |
|---|---|
| カルシウムの吸収を 助ける食品群 |
鶏レバー、ほうれん草、シイタケ、カツオ、イワシ、うなぎの蒲焼きなど |
運動による刺激が骨を作る

骨を作るには、カルシウム摂取と同時に適度な運動を行なうと良いでしょう。運動で骨に刺激(負荷)を与えると、食物から摂取したカルシウムを骨に呼び寄せ、骨を形成してくれます。
さらに、屋外で運動をすると、カルシウムの吸収を助けてくれる「ビタミンD」を、日光浴で体内に増やすことができます。
ただし、普段運動をする習慣がない人や年配の人は、無理な運動をすると、かえって怪我をする恐れがありますので、ウォーキング程度の軽い運動から始めるのが良いでしょう。
関連リンク
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骨粗しょう症の原因やその予防方法について解説しています。この他の様々な疾病についても調べることができます。
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