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2008/02/15

【工事施工】耐震構造ってどんな種類があるの?

住宅を購入する上で、できれば知っておきたい建築に関する用語や知識。でも、建築の専門家にこんな基本的なこと聞くのも…なんてことありませんか?
そんな、なかなか聞くに聞けない建築の疑問を、Q&A方式で分かりやすくお答えします。

Q 耐震構造ってどんな種類があるの?

A 耐震・免震・制震の3つに分かれる。

耐震構造には「剛構造」と「柔構造」の2種類があります。
ひとつは建物を壁や梁を強固に接合することによって、強い圧力に対しても変形しない「剛構造」、もうひとつは建物にある程度の変形能力を与えた「柔構造」です。
また、地震に対しては耐震構造以外にも、免震構造や制震構造があります。ここでは、それぞれどのような構造なのかを詳しく紹介していきます。

耐震構造

剛構造

堅固な基礎と、圧力に強い柱・梁などでしっかりと固定された構造で、地震や風などによる外圧にも建物自体が変形しにくく、建物全体が地盤とともに揺れるようになっています。
しかし、この構造を高層ビルなどに用いると、建物自体が変形しないため下層階に比べて上層階の揺れが激しくなってしまいます。そのため、低層・中層の建物に利用されています。

柔構造

剛構造と柔構造

建築物に働く地震の力を柔軟な構造を用いて建物全体で吸収することにより、建築物の破壊を防ぐ構造です。
この構造は高層ビルに用いられる場合が多いですが、地面が揺れると1階から順に揺れが伝わるため、地震が終わっても建物はしばらく揺れています。

免震構造

免震構造

地盤と建物の間に免震装置を入れ、地震による大きな揺れを直接建物に伝えないようにする構造です。建物の揺れを小さくして、建物内部の被害を少なくすることが目的です。 免震装置には、水平に柔らかく動くバネの原理で地震の揺れを建物に伝えにくくする積層ゴムアイソレーターや、震動エネルギーを吸収するダンパー(振れ止め)などがあります。アイソレーターとは「絶縁」を意味し、ゴムと鉄板を交互に何層も重ねた積層ゴムによって、地盤と建物を絶縁します。また、ダンパーとはブレーキの役割を果たすもののことで、鉛棒ダンパーやオイルダンパーなどがあります。2つの部材を組み合わせて用いることも多いようです。

制震構造

制震構造

制震構造とは、建物の骨組内に取り付けたダンパーなどの制震装置により、地震や風による揺れを小さくし、耐震性、安全性、居住性の向上を図る構造です。 主に高層ビルに用いられ、地震の揺れだけでなく、風による揺れの軽減にも効果があるようです。

関連リンク

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