生活動線を考えた家づくり
2006/03/01
間取りづくりのポイント
実際に家の中を考える段になって、重要なのは動線です。
動線とは“人や物の動きや方向を示す線”のことで、混乱せず行き来しやすいように考えなくてはなりません。
リビングを中心に考えた間取り

コミュニケーションをとるために
リビングは家の中心におき、どの部屋からも行き来がしやすいようにします。各々が個室に入るときは「必ずリビングを通る」動線としておけば、コミュニケーションの頻度や質が向上します。
リビングそのものには、吹き抜けを取り入れたり、天井を高めにするなどして開放感があって居心地が良い空間となるように工夫しましょう。
家事動線を考えた間取り
一連の動作にムダを出さない
家事動線の効率化は、家づくりの大きなテーマです。家事は、洗濯と掃除、料理と洗濯のように複数の作業を並行して行なうことも多いもの。料理、洗面、洗濯物干しなど、日頃の生活パターンを想定し、一連の動作にムダが出ないよう工夫してみて下さい。
キッチンで言えば、シンク・冷蔵庫・コンロの3点をつなぐ三角形(ワーク・トライアングル)の各辺の長さと、その和が適当な数値でないと使い勝手の悪いキッチンになります。
効果的な家事

3辺の和は、360cm以上、600cm以下が適当とされています。
この数字が長すぎるとムダな動きが増えます。短すぎると、設備が使いにくい、調理・配膳のスペースが足りない、といった問題が起きます。物と物の配置バランスも重要です。
間取りを考えるうえで、生活動線は無視できません。リビングの動線は家族間のコミュニケーションを、キッチンの動線はより効率的な家事を、促進するものです。実際にその家に住んでいるイメージで、一日の生活パターンをシミュレーションしてみると良いかもしれませんね。
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