耐震で選ぶ?機密性で選ぶ?コストで選ぶ?
2006/03/01
構造決定のポイント

家を建てるうえで、断熱性や気密性による快適さや、地震や火事などの自然災害を回避する安全性は考慮すべき点です。住宅には、そうした問題に対応した様々な工夫が盛り込まれています。それぞれのメリット・デメリットを把握して、構造を決定しましょう。
住宅構造の種類
木造軸組工法(在来工法)

日本の伝統的工法で、建物の骨組みを縦・横・斜めの「軸」で構成。間取りや各所のサイズの自由度が高く、低コストになります。耐火性、耐震性は低く、湿気に弱いため防腐・防蟻・防湿対策が必要です。
プレハブ工法

工場で生産された部材を建築現場で組み立てる方法です。品質が安定していて、工期は短めになります。住宅メーカーが採用することが多い工法です。
枠組み壁工法(2×4工法、2×6工法)

アメリカで生まれた工法で、世界各国に普及しています。構造用パネルで壁、天井、床を構成。箱形なので気密性、断熱性に優れていますが、あくまで木造なので台風や地震など外からの圧力に弱くなります。
鉄骨造

重量鉄骨と軽量鉄骨があり、鉄筋コンクリート造に比べるとコストは低めです。強度が高く部材が軽いため、施工が容易になります。間口の狭い土地でも一定の強度の建物を建築可能としますが、防錆対策は必要です。軽量鉄骨では筋交いが必要ですが、重量鉄骨では筋交いが必要ありません。結果、壁を取り払うことができ、広い空間をつくることができるなど、間取りの自由度がアップします。
鉄筋コンクリート造

重厚で高級感のある構造です。木造に比べ耐火性、耐震性、遮音性に優れています。極めて性能が高い分、費用と時間が必要となり、住宅としてはコストが高くなります。
これらの中で一番多く採用されているのが木造軸組工法で、全体の61.7%。次いでプレハブ工法が20.7%、枠組み壁工法が13.4%となっています。(住宅金融公庫・平成14年調べ)
関連リンク
主な住宅の工法についての紹介。長所短所や工期、価格で比較されています。
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