賃貸契約における敷金、礼金、仲介手数料の違いを把握しましょう。

2006/09/15

敷金、礼金、仲介手数料の意味と取り扱い

敷金、礼金、保証金を予算に入れる

入居の際、賃貸借契約を結ぶまでに用意しておくものの中には敷金、礼金、仲介手数料といったお金が必要となります。また、地域によっては保証金というものもありますが、これは主に店舗などの事業向けの物件に使われることが多く、一般の賃貸物件においては、敷金と同じように扱われるケースが多いようです。
さらに、前家賃、損害保険料などがあり、地域によっても違いがあるようですが、首都圏では、賃貸住宅に入居するにはおよそ家賃の6ヵ月分が必要と言われています。

引越し費用や家具の購入費用なども含めると、実際にかかる費用はもっとかかることになるでしょう。契約時に支払うお金を把握して、できるだけ余裕をもって予算を組んでおきましょう。

敷金、礼金、仲介手数料の違いと意味

敷金(保証金)とは?

敷金は大家のもとに帰る

敷金は、原則的には退去時に全額返金されるべきものです。ただし退去する際に、入居者が家賃を滞納しているなどの未払いがある場合や、不注意により賃貸物件に損傷を与えたり、破損させた場合には修繕費用、損害賠償金などを負担しなければなりません。その場合には、この敷金から差し引かれることになります。つまり敷金とは、入居者に不備があったとき、家主を保護するために預け入れておくお金です。

【保証金】

基本的には、敷金と同様の扱いになりますが、一般的には敷金とは個人向け賃貸物件に、保証金は事業向けの賃貸物件に対して使われることが多いようです。

礼金とは?

礼金とは、入居する際、家主に対してお礼として支払われるお金です。したがって、賃貸住宅から退去しても返金されません。地域により契約時のみ支払う場合、更新時にも支払う場合、礼金自体がないなど地域によって様々です。
また、最近では礼金が不要な物件が増えてきました。礼金ゼロの物件の多くは、ある程度築年数の経過している物件が新築物件に対抗するための措置ですが、新築にこだわらなければ「礼金ゼロ」は魅力の特典と言えるでしょう。

仲介手数料とは?

仲介手数料とは、物件を紹介してくれた不動産会社に、その手数料を支払うというものです。一般には家賃の1ヵ月分というのが相場です。国土交通省の告知にも、「借主から受け取る報酬(仲介手数料)の合計額は、家賃の1ヵ月分以内とする」と定められています。最近では、仲介手数料0.5ヵ月分というお得な条件も登場しています。

敷金、礼金の額

敷金や礼金の額は、およそ家賃の2〜3ヵ月分が目安になります。敷金は、賃貸借契約を正式に結ぶ時に支払いますが、場合によっては、減額交渉の余地もあります。新築は無理にしても、ある程度、築年数の過ぎた物件の場合、礼金を0.5ヵ月分減額という条件提示もありますので、一度交渉してみるのも良いかもしれません。